12日で甲子園は大会7日目を終えました。ここまで暑さ対策として2部制を導入したり、来年の春からはDH制を採用したりと、時代に合わせた取り組みが行われています。そんななか、少子化による野球離れの解決に向けたミーティングがこの大会期間中に行われました。ヒロド歩美キャスターが取材しました。
球児たちが問題解決に動く
高校野球200年構想ミーティング この記事の写真は6枚先日、ヒロドキャスターが参加したのは、野球の未来を考える「高校野球200年構想ミーティング」です。
都道府県の高野連が集まり、野球の普及活動についての意見交換が行われました。
島根県高等学校野球連盟 山崎慎司専務理事「(普及活動で)苦労していることとか、逆に心掛けていることをご説明するので、何か一つでも各県に持って帰っていただけたら幸いです」 高校野球・全国加盟校部員数の推移
高校野球の人口は年々減少しており、この10年間でおよそ5万人も減っているんです。
ちびっこやきゅうチャレンジこの問題に対し、積極的に活動しているのが和歌山県。普及活動の一つとして、園児から小学生に向けた野球教室「ちびっこやきゅうチャレンジ」を開催。教えているのは、地元の高校球児たちなんです。
市和歌山 川邉謙信選手(3年)市立和歌山でキャプテンを務めた川邉謙信選手(3年)もこの活動に参加した一人。今年3月のセンバツ開会式で選手宣誓を務めた時には、その思いを全国に発信しました。
「みなさん、高校野球は好きですか?歴史と伝統あるこの大好きな高校野球をさらに魅力あるものに発展させ、未来の高校球児へとつないでいく責任があります」 高校野球人口の減少どのように? ヒロドキャスター「高校野球人口の減少、どのように見ていますか?」 川邉選手
「野球の楽しさも十分分かっているからこそ、すごく自分としても悲しい。ちびっこたちは高校生の野球を見て『かっこいいな』とか影響される思うので。後輩たちはまずは野球を一生懸命、取り組んでほしいかなと思います」 甲子園に駆け付けた子どもたち
連日多くの子どもたちが駆け付ける甲子園では、選手たちの懸命なプレーに目を輝かせています。
ヒロドキャスター「甲子園のお兄さんたちはかっこいいですか?」 子ども
「めっちゃかっこいいです」 ヒロドキャスター
「将来の夢は何ですか?」 子ども
「甲子園出場です」
(「報道ステーション」2025年8月12日放送分より)
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