三浦監督は、現役時代は前身の大洋、横浜、そしてDeNAであわせて25年間、生え抜きのピッチャーとして通算172勝をあげ、ファンからは「ハマの番長」の愛称で親しまれました。

引退後は、1軍の投手コーチや2軍監督をつとめ2021年のシーズンから1軍の監督に就任し、昨シーズンは、リーグ3位ながらクライマックスシリーズと日本シリーズを勝ち上がってチームを26年ぶりの日本一に導きました。

5年目の今シーズンは「去年3位だったことを受け止め目標は1つ、リーグ優勝に向けて戦っていく」と強い決意で臨みました。

しかし、3月、4月のスタートで負け越し、6月以降もかみ合わず8月には、キャプテンで主軸の牧秀悟選手をケガで欠くと、阪神に独走を許して圧倒的な差でリーグ優勝を逃しました。

一方、チームは28日の広島戦に勝って2位を決めましたが、球団によりますと三浦監督は、リーグ優勝を逃した責任を取って29日までに今シーズンかぎりで辞任する意向を球団に伝え、球団も受け入れたということです。

球団は今後、三浦監督の後任選びを本格化することにしています。

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