プロ野球・阪神タイガースの原口文仁選手(33)が今季限りで引退することを29日、自身のSNSで表明した。
埼玉県出身、東京・帝京高から2009年秋のドラフト6位で捕手として阪神に入団した。2016年に1軍デビューを果たすと、107試合、打率2割9分9厘、11本塁打と活躍した。
2019年1月に大腸がんが判明。進行度は5段階で2番目に重いステージ3Bだったが、「戻って活躍することで何かを感じてもらえれば」という思いで病と向き合った。手術を受け、同年6月に1軍復帰。抗がん剤治療を続けながら試合に出た。
2023年は主に代打としてチームの18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献した。今季は出番が少なく、9月7日のリーグ優勝時は2軍にいた。これまで15試合の出場で、15打数1安打2打点だった。
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