36歳の田中選手はドラフト3位で2014年に広島に入団し、2017年には盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得してベストナインにも選ばれ、翌年には「ゴールデン・グラブ賞」に輝きました。

緒方監督のもとでリーグ3連覇を果たした2018年までは3年連続で全試合出場を果たし、走・攻・守の3拍子そろったショートとして活躍しました。

その後は右ひざの手術や打撃不振に苦しみ、若手の台頭もあって徐々に出場機会を減らし、今シーズンは14試合の出場で打率1割6分7厘にとどまっていました。

40歳の松山選手は右投げ左打ちの外野手で、大学生・社会人ドラフトの4巡目で2008年に広島に入団しました。

巧みなバットコントロールと勝負強いバッティングを持ち味に、リーグ3連覇に貢献し「アンパンマン」の愛称で明るいキャラクターでも親しまれて、ヒーローインタビューではふるさと鹿児島の祖父母に向けたメッセージでファンを楽しませました。

しかし、昨シーズンは打率1割台と不振で、今シーズンはここまで1軍での出場機会がありませんでした。

球団関係者によりますと、チームの若返りを図る中で、田中選手と松山選手は来シーズンの戦力構想から外れたということです。

2人は現役続行を希望しているということです。

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