
今季限りで現役を引退する阪神の原口文仁内野手(33)が30日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し「少し寂しいが、感謝の気持ちが大きい。野球と出合えて良かった」と16年間のプロ生活をかみしめるように語った。10月2日のヤクルト戦(甲子園)後に引退セレモニーを実施する。
会見場にはユニホーム姿で登場。クライマックスシリーズも控え「まだ戦いがあるので、僕の中ではスーツは早い」と話しながら、時折涙を流して声を詰まらせた。今季は出場15試合、1安打にとどまっており「思ったようにプレーできず、結果が出なかった」と決断理由を明かした。(共同通信)
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