■MLB ナ・リーグワイルドカードシリーズ1回戦 ドジャース-レッズ(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)

ドジャーズの大谷翔平(31)が本拠地でのレッズ戦に“1番・DH”で出場し、1回の第1打席でいきなり先制の先頭打者本塁打を放った。

本拠地の大声援に迎えられた大谷は、レッズ先発の右腕・ハンター・グリーンを相手に、4球目のフォーシームを振り抜くと、ものすごい打球音とともにライトスタンドに一気に吸い込まれた。打球速度189.4キロの弾丸ライナーで本拠地ファンは大興奮。今季レッズ戦は6試合で25打数3安打、本塁打はなしで打率.120と相性は良くなかったが、大事な初戦で勝負強さをみせた。

2年連続のワールドシリーズ制覇に向け、いよいよポストシーズンがスタート。リーグ西地区首位のドジャースは勝率でリーグ3番手となり、今季はワイルドカードシリーズからの戦いに。先に2勝したチームが、次の地区シリーズに進出する。

昨季のポストシーズンでも、初戦で本塁打を記録するなど計3本放っている。今季のレギュラーシーズンは自己最多の55本をマークし、シュワーバーに次ぐリーグ2位。投手としては6月17日(パドレス戦)で663日ぶりに復帰。その後、14試合に登板して1勝1敗、防御率は2.87と、二刀流として完全復帰のシーズンとなった。

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