■MLB ナ・リーグワイルドカードシリーズ2回戦 ドジャース-レッズ(日本時間2日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのレッズ戦に先発登板し、6回2/3、113球を投げ、被安打4、奪三振9、四死球3、失点2(自責0)。自身2度目のプレーオフは初回に味方エラーなどが絡み失点するも、2回以降4イニング連続で三者凡退に抑える好投。さらに6回には無死満塁のピンチも無失点に抑えエースとしての本領を発揮した。

立ち上がりは、1死から死球でランナーを出すと、2死一塁で4番ヘイズのライトフライをT.ヘルナンデス(32)が痛恨の落球。2死二・三塁とピンチを背負うと続くS.スチュワートにライトへの適時打を浴び2点先制を許した。

2回は2つの三振を奪うなどテンポ良く三者凡退に抑えると続く3回もフォーシームを効果的に使い走者を出すことなく。反撃を狙う打線は3回裏、B.ロートベット(28)が左二塁打で出塁、大谷の第2打席は初球を引っかけ二ゴロも走者を進め1死三塁のチャンスを作った。するとM.ベッツ(32)にセンターへの適時打が飛び出し1点を返した。

1点差に変わり山本は4回も三者凡退に抑える好投。その山本の投球に応えるかのように打線は4回裏、1死一塁からK.ヘルナンデス(34)の適時二塁打で同点に追いつくとM.ロハス(36)もセンターへの適時打を放ち勝ち越しに成功した。

3ー2の1点リードで迎えた5回は2つの三振を奪うなど4イニング連続で三者凡退とした山本。6回は3連打を浴びて、無死満塁のピンチを背負った。迎えたA.ヘイズは遊ゴロに打ち取り本塁でアウト。続くスチュワートは変化球で攻め空振り三振、E.デラクルーズも空振り三振に抑え無失点に切り抜けた。

6回裏には1死一、三塁から大谷、ベッツ、T.ヘルナンデスの連続適時打で追加点を加えたドジャース。7ー2とし7回のマウンドにも上がった山本は1死から2つの四球で走者を出したところで降板となった。好投をした山本に代わり2人目にはB.トライネン(37)がマウンドに上がり無失点に抑えた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。