オープン戦の越谷戦で攻め込む千葉Jの渡辺(右)=9月、ららアリーナ東京ベイ

 3日に10季目が開幕するバスケットボールのBリーグ1部(B1)は、日本代表の主力クラスのプレーに注目が集まる。一番の目玉は、米プロNBA傘下のGリーグから北海道入りした富永啓生。元NBA選手で、Bリーグ参戦2季目となる千葉Jの渡辺雄太も、不本意だった昨季からの巻き返しを狙う。

 24歳の富永は今季の目標に、代名詞の3点シュートの成功率「50%」を掲げた。40%が好シューターの指標とされるが、本人は50%の達成にも「自信はある」。クラブの桜井良太ゼネラルマネジャーは「シュートをばしばし決める姿を見て、日本中が大興奮するのを確信している」と話す。

 Gリーグでは出場機会が乏しかった。「Bリーグはレベルも上がっている。ここに来ることがNBAに行く一番の近道」と北海道入りを決断。プレーオフ、CS初進出を目指す北海道の起爆剤と期待される。

 NBAから昨季に千葉J入りした渡辺は、度重なるけがに苦しんだ。レギュラーシーズンは全60試合中、出場は35試合で「チームにすごく迷惑をかけてしまった」と振り返る。(共同通信)

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