
【甲子園取材班】第107回全国高校野球選手権大会第13日は19日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われた。沖縄尚学は東洋大姫路(兵庫)を2-1で破り、夏の大会初のベスト4に進出した。県勢の4強入りは2010年の興南以来15年ぶり。沖尚は21日(木)、準決勝第2試合(午前10時半開始予定)で山梨学院と対戦する。
沖尚は二回表、先頭の宜野座恵夢の中前打を皮切りに無死満塁と攻め立てた。代わった東洋大姫路の2番手木下鷹大から、伊波槙人が右前適時打を放って先制。続く新垣瑞稀の中犠飛で2点目を挙げた。
先発した新垣有絃は2ー0の三回裏、先頭の桑原大礼に左本塁打を打たれたが、6回を投げて2安打1失点、7奪三振で試合をつくり、エース末吉良丞につないだ。
七回からリリーフした末吉は九回2死満塁のピンチを招いたが無失点にしのぎ、4強入りに貢献した。
準々決勝はそのほか、山梨学院が夏連覇を狙った京都国際を11ー4で下した。日大三高が関東第一との東京対決を5ー3で制した。県立岐阜商が延長十一回タイブレークの末、春夏制覇を目指した横浜を8ー7で破った。
準決勝は21日に行われる。20日は休養日。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。