インド・ニューデリーで開催されているパラ陸上の世界選手権大会最終日が、日本時間5日に行われ、女子400m(T13クラス・視覚障害)決勝で、佐々木真菜(28、東邦銀行)が59秒39で銅メダルに輝いた。
前半から積極的な走りを見せた佐々木は、レース後半、トップのカロリーナ(ポルトガル)に離されはしたが、粘りを見せ3着でフィニッシュした。今大会日本勢女子で唯一のメダル獲得となった。

【佐々木選手コメント】
競技前にブラジルの選手が出場しないと聞いたので、今日は(メダルを)狙っていくしかない、自分の力を存分に発揮するときだと思った。レースプランも前にポルトガルの速い選手がいたのでそこに惑わされずに自分のレースをしようと思っていて、そこはクリアできた。ラストは、無我夢中で走るだけだと。足が動かなくなってくるのは当たり前なので、いかに体全部を使って進むことができるかが今までの課題だったので今回、それはできたと思った。メダルが取れて本当にうれしいです。
日本は今大会、金4個、銀8個、銅2個の計14個のメダルを獲得した。
【日本選手団全メダル】
男子5000m(T11クラス・視覚障害)唐澤剣也(31、SUBARU)金メダル
男子100m(T12クラス・視覚障害)久野竜太朗(26、シンプレクス)銀メダル
男子100m(T13クラス・視覚障害)川上秀太(26、アスピカ)金メダル
男子走幅跳(T13クラス・視覚障害)福永凌太(27、日体大大学院)銀メダル
男子400m(T52クラス・車いす)佐藤友祈(36、モリサワ)金メダル
男子400m(T52クラス・車いす)上与那原寛和(54、SMBC日興証券)銀メダル
男子400m(T52クラス・車いす)伊藤智也(62、バイエル薬品)銅メダル
男子円盤投(F36クラス・脳原性まひ)新保大和(25、アシックス)銀メダル
男子400m(T13クラス・視覚障害)福永凌太(27、日体大大学院)銀メダル
男子1500m(T20クラス・知的)戸田夏輝(21、NDソフト)銀メダル
男子100m(T52クラス・車いす)佐藤友祈(36、モリサワ)銀メダル
男子1500m(T52クラス・車いす)佐藤友祈(36、モリサワ)金メダル
男子1500m(T52クラス・車いす)上与那原寛和(54、SMBC日興証券)銀メダル
女子400m(T13クラス・視覚障害)佐々木真菜(28、東邦銀行)銅メダル
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