天谷さんが今回向かったのは、埼玉県にある城西大学。
こちらで会ったのが松川玲央選手
身長183cmの体格と、50m5.8秒の俊足が持ち味の大型ショートです。

松川選手を担当するカープ・尾形スカウトも、その高い実力に太鼓判を押します。

カープ 関東地区担当・尾形佳紀スカウト
「やっぱりあれだけの脚力がある選手は、本当になかなかいない。」

唯一無二の武器が他を圧倒するスピード。
この脚力は『機動力野球』を掲げるカープにぴったりのはず!

RCC野球解説者 天谷宗一郎
「このドラフト注目内野手という風に言われてますけれども、どうでしょう?」

城西大学・松川玲央
「こんな評価をいただけるとは
全く思ってもいなかったので。バッティング面全てにおいて、まだまだ実力の方も足りないとは思っているので、そこは安心せずにやっていきたいなとは思ってます。」

天谷宗一郎
「"走攻守"どの部分が1番のストロングポイントと考えてます?」

松川玲央
"走"と"攻"です。まずは足の方は自信があるので、どの選手にも負けないっていう気持ちは強いです。」

松川玲央
「バッティングも、昔から当てる能力っていうのは培ってたのかなって感じてますし、それにつれて足も速くなったっていうのもあって、内野安打だったりとかって足も生かせて、バッティングの方にも幅が効いてきたので、そこも自分のアピールポイントになります。」

天谷さんが松川選手のプレーを見て気になったポイントが"バッティングフォーム"です。

天谷宗一郎
「フォームがすごく独特というか。"肘をちょっと開けてバットを寝かせて"というフォーム、どういった経緯でこのフォームになったんですか?」

松川玲央
「まだまだパワーの面でもフィジカルができていないところがあるので、"動から動に持っていく"ために、肘を開けて動きの中で左肘を入れる意識で。周りからもよく『独特だね』って言われます。」

天谷宗一郎
「プロ野球で目標にしている選手はいますか?」

松川玲央
「まずバッティングは、ソフトバンクの近藤健介選手です。出塁率も高くて、かつ選球眼もいいですし。とにかく安打が打てて、その中にも長打率もあるので、自分はそこを目指してやってます。」

天谷宗一郎
「守備走塁の面では?」

松川玲央
「守備の面はやっぱり、西武の源田選手。あの柔らかいハンドリング、"絶対的に信用されるショートストップ"を目指してやってます。」

松川玲央
「走塁の面ではソフトバンクの周東選手ですね。」

目標は球界を代表する3選手。高みを目指す松川選手が思い描く"プロでの理想像"とは?

松川玲央
「プロに入って取りたいタイトルは、盗塁王は取りたいんですけど、やっぱり"トリプルスリー"を、自分は取りたいなと思ってます。」

天谷宗一郎
「『将来こんなプレイヤーになりたい』というのは?」

松川玲央
「1番は、『走攻守全てにおいて球団で中心になる』のはもちろんですけど、その先に日本代表のメンバーに選ばれて、そこでも中心メンバーになって、"日本を代表するショート"になりたいなと思ってます。」

天谷宗一郎
「それだけ自信がある足があったら守備範囲も広いだろうし、ショート松川選手も見たいけど、外野でこう躍動する松川選手も見てみたいなって思う。ちょっと贅沢な話ではありますけどね。」

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