男子マラソンの日本記録保持者の鈴木健吾(30)が9日、プロランナーとして活動を開始することを発表した。「今後は、ロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を最大の目標とし、マラソン競技に専念するため、プロ選手として新たにスタートを切ります」としている。また、同時に、自身が代表を務める合同会社 Kemmmyの設立とキユーピー株式会社とのスポンサー契約の締結を発表した。
鈴木は2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間04分56秒の日本記録で優勝。12月には女子マラソンの東京・パリ五輪代表の一山麻緒(28、資生堂)と結婚した。2022年の東京マラソンでは日本人トップとなる4位、同年に行われた世界陸上オレゴン大会に出場。今季は2月の大阪マラソンで2時間6分18秒(8位)をマークしている。
前日(8日)には富士通の陸上競技部の退部と退社が発表されていた。
【鈴木健吾選手コメント】
これまで支えてくださった関係者やファンの皆様に心から感謝申し上げます。
この度、プロランナーとしての活動を決意し、キユーピー株式会社様とスポンサー契約を締結させていただくこととなりました。長年お世話になった実業団を離れ、新たなステージに挑むにあたり、このように心強いご支援をいただけることに、心より感謝申し上げます。これまで支えてくださった方々の思いを胸に、そしてキユーピー様のサポートを力に変えて、競技に真摯に向き合い、マラソンランナーとして更なる高みを目指してまいります。
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