
柔道の世界選手権男子66キロ級金メダルの武岡毅、同90キロ級2位の田嶋剛希(ともにパーク24)が10日、東京都文京区の講道館でウクライナのジュニア選手らを指導した。武岡は得意の大外刈りを披露し「平和が当たり前ではないと、こういう機会をいただいて思う。試合では、自分が教えた技術で投げてくれたら」とエールを送った。
参加者の中には、ロシアの侵攻で祖父を亡くした20歳の女子選手もいた。母国では今も攻撃に苦しみ、避難に備えて服を着たまま眠る日々が続くという。「安全で集中できる環境を与えていただいたことに、すごく感謝している。帰国したら仲間にも共有し、みんなで強くなっていきたい」と決意を語った。(共同通信)
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