広島サンダーズの新しい顔、永露元稀。

日本代表セッターの加入1年目にかける想いを聞いてきました。

「今シーズン移籍してきて、監督さんにも色々なことを教わって成長する自分の姿を皆さんに見せられるように頑張りたい」

〝成長〟をテーマに今シーズン、広島サンダーズに加入したのが永露元稀。

192cmの長身を活かしたプレーが武器のセッターで期待の新戦力の一人です。

昨シーズンはレギュラーシーズン1位の大阪ブルテオンで正セッターを務め、日本代表にも選ばれている永露ですが、しきりに口にするのは成長という言葉。

サンダーズへの加入を決めたのも成長できる環境を求めたがゆえの決断でした。

「自分もまだまだ成長できる選手だと思っている。恵まれた監督がいて。リーグ中にも関わらずZOOMを開いてくれて相手チームなのにアドバイスしてくれて、自分も迷っていたときがあったがそういう一言をいただいて助けになったので熱意に惹かれて選びました」

移籍の決め手となったのがサンダーズを率いて2年目を迎えるハビエル・ウェベル監督です。

アメリカ代表のヘッドコーチも務め自身もセッターとして3度のオリンピックを戦いました。

その名将の下、今月はじめにチームに合流した永露は早くも成長への手ごたえを感じています。

「本当に口酸っぱく言われていることがある。そのことを忘れることもあるんですけど忘れたタイミングで監督がすぐ指摘してくれる。いいタイミングで何度も意識するポイントを言ってもらって助けになっているのでありがたく感じている。」

リーグ開幕は今月25日。永露がかつて所属していたウルフドックス名古屋と対戦します。

新たなセッターが加わりチームとしての成長も楽しみな広島サンダーズに注目です。

「監督にもお世話になったチームなので負けないという気持ちはあるが、まずはチームでどれだけ成長した姿が見せられるか、というところもひとつだと思うので結果にこだわって一戦一戦、戦ってリーグを通して成長できるチームにしていきたい」

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