今月25日に開幕戦を迎える男子バレー、広島サンダーズ新加入選手情報です。紹介するのは広島出身の西本圭吾。今シーズンのテーマは“常識”です。その意味とは?

練習からひと際大きい声で存在感を放っているのが新加入のミドルブロッカー西本圭吾です。尾道出身の西本は尾道高校でバレーを始め、福山平成大学を経てプロの世界へ。去年、初めて日本代表に選出されると昨シーズンはリーグでベストブロッカー賞、ベスト6を受賞。日本屈指の選手へと飛躍を遂げてこの秋のリーグ開幕を前に広島へと帰ってきました。そんな西本の魅力のひとつが何度見てもひきつけられるパフォーマンス!この熱量をどんな時でも発揮できる秘訣は普段の取り組みへの意識にありました。

西本圭吾
「迷った時ややりたくないと思ったことをあえてやる。面倒くさいとかやめようかと思ったときに行動する習慣をしていけば自分が苦しい時や気持ちが沈みやすい時に一貫して熱量を持ってやれる」

そんな西本、プライベートでもあらゆることに全力で取り組んでいます。

西本圭吾
「それこそ洗濯物をたたむのが面倒くさいと思ったときや、食器を洗うのが面倒くさいとか、本当に些細なことでよくて、そんなに特別なことではなくていいので、細かい事をやり続けることに意味があると思う」

戦力としてはもちろん、ムードメーカーとしても期待がかかる西本の今シーズンのテーマは”常識”。その意味を聞いてみると…

西本圭吾
常識にとらわれるという意味ではなくて、常識を覆すというのがぼくのバレーボール選手としての哲学。この身長(日本代表のミドルブロッカーでは最も低い189cm)でトップレベルの国と戦っていくのは簡単ではないと思ったんですけど、それは最初から理解していましたし、常識を覆すところにスポーツ選手として意義があると思うので簡単な挑戦ではないが、挑んで達成したい」

目標は2028年のロサンゼルス五輪出場と語る西本圭吾。25日に開幕戦を迎える広島サンダーズの今季最初のホームゲームは地元尾道のそばの福山市で11月8日、9日に開催されます。

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