全国高校総体で県勢の優勝がまだ一度もない種目が、水泳競技。低迷する沖縄競泳界の期待を集める那覇西高校2年、平良吏美華(たいら・りみか)選手は今大会、プレッシャーと戦っていました。
「行け、行け行け行け行け…」

去年、女子50m自由形で1年生ながら準優勝に輝いたのが、平良吏美華、今年は “沖縄競泳界初” のインターハイ優勝の期待がかかっていました。
平良吏美華選手:
「自分が(県勢初優勝を)達成したいという気持ちもあるし、周りから優勝優勝って結構言われて、それがプレッシャーになっているというか」
「周りがマジで本当にどんどんベストを出しているから、本当に心配で、心配で、心配で…」
実は去年の夏から記録が伸び悩んでいた平良。一方、県外のライバルは、3年生らが記録を伸ばし、各地区の予選会を終えて平良のランキングは全国4位でした。

父ともに、自分超えを目指す夏。プレッシャーに打ち勝ち、自身の記録を超えることができるのかー。挑んだのは、女子50m自由形予選です。

父・俊晴さん:
「楽しいのに、プレッシャーと色々感じていると思うんですけど…」「一流選手になってもらいたい。僕もまた(指導者として)成長して次につなげたいと思います」
「娘に成長させられています」
親子で同じ目標に向かう日々は来年も続きます。悔しさを力に変えると誓ったインターハイとなりました。
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