メジャーリーグ、ワールドシリーズはここまで1勝1敗となっています。ドジャースの本拠地ロサンゼルスでの第3戦を前に、大谷翔平選手(31)が世界一をかけた戦いについて話しました。
世界一へ グラウンドでも家庭でも
ドジャース 大谷翔平 この記事の写真は6枚 大谷選手「(Q.1勝1敗で本拠地に帰ってきて)もう終わったことは切り替えて、3戦先取のホーム開幕だと思って臨めばい。状態的には少しずつ上がってきている。事前の準備と打席に入る前の心構えと、一打席一打席を大事にしたい」
27日、ロサンゼルスに戻ったドジャース。28日に先発のグラスノー投手(32)や佐々木朗希投手(23)はキャッチボールをしました。
ワールドシリーズ第4戦先発の大谷翔平29日に第4戦先発の大谷選手はブルペンへ。30球ほど投げ込みました。
大谷選手「自分の持っているものの中で、高いパフォーマンスを出せる状況を作るのが最優先。相手を分析したものを基に対策していければいい。ひじの状況も含めて、健康体でプレーできることに日々感謝したいですし、最後まで残ってワールドシリーズを戦えていることにまず感謝したい」
そして、話題は敵地でブルージェイズファンから起こった「We don’t need you(お前なんて必要ない)」という掛け声について及びました。
「家庭内では言われないように努めたい」 「すばらしかった。妻がすごく大好きなチャントなので、いじられましたけど。家庭内では、言われないように努めたい」実力伯仲 ここまで1勝1敗
大谷選手がいなくても、ブルージェイズ打線は強力だということなんです。
第1戦の6回には、2本のホームランが飛び出すなど1イニング9得点の猛攻!この試合、14安打11得点でブルージェイズが第1戦を制しました。
ドジャース 山本由伸ただ、第2戦の先発・山本由伸投手(27)は、強力打線相手に素晴らしいピッチングでした。
相手の主砲ゲレーロJr.選手(26)に対してカーブで三振!現地では、その曲がり方から「ヨーヨーカーブ」と言われているそうなんです。
もう4回以降は1人のランナーも許しませんでした。メジャーリーグでもエースの働き。ポストシーズンで2試合連続の完投いうのがすごいです。
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勝負のポイントを解説する松坂大輔1勝1敗に持ち込んだドジャース。第3戦に向けて、勝負のポイントを松坂大輔さんに解説してもらいました。
「打たせてはいけないバッターを確実に抑える。ドジャースの投手陣はスプリンガー選手とゲレーロJr.選手。この2人に打たせない」ポイントは「打線の軸を封じる」こと。ブルージェイズの1番、スプリンガー選手(36)。リーグ優勝決定シリーズでは逆転スリーラン。ワールドシリーズ進出の立役者です。
そして3番、ゲレーロJr.選手はポストシーズン6ホーマー打率4割超え。この2人が絶好調なんです。
「2戦目、山本由伸投手が素晴らしいピッチングをして勝ったんですけど、この2人はしっかり打っている。ヒットになったのはいい当たりでしたし、アウトになった打席も強烈な当たりを打っていたので、アウトのなり方を見ていても、この2人は調子がいい。完全に封じ込めているかというと、そうではない。ドジャースとしては、スプリンガー選手とゲレーロJr.選手の2人をまずは封じ込めたい」 ドジャースの不安要素とは?ただ、ドジャースには不安要素があるといいます。
「ドジャースの投手陣はリーグチャンピオンシリーズが終わってから間が空いていたので、それがちょっと気にはなってました」リーグ優勝決定シリーズを4連勝で終えたドジャース。しかし、これにより懸念されるのが、投手陣の「登板間隔」が開いてしまうことです。
「メジャーの投手は、みんな登板間隔を空けたがらない。1戦目のスネル投手のピッチングを見ても、(中10日での登板で)空きすぎたことが影響したのかなと思って見てました。経験のあるピッチャーでも難しいのかな」第3戦に先発するグラスノー投手も前回登板からは中10日での登板となります。
「僕もどちらかというと、登板間隔が空きすぎると難しくなってしまうタイプのピッチャーだった。グラスノー投手も久しぶりの登板になる。その立ち上がりに注目したいと思います」(「報道ステーション」2025年10月27日放送分より)
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