■ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦 ローザンヌ大会(日本時間21日、ローザンヌ)

陸上の世界最高峰のシリーズ戦、ダイヤモンドリーグ(DL)ローザンヌ大会の男子100mに昨年のパリオリンピック™100m金メダリストのN.ライルズ(28、アメリカ)が出場し、10秒02(−0.3m)で2着に入った。1着はO.セビル(24、ジャマイカ)で、このレース唯一の9秒台となる9秒87(−0.3m)で制した。

悪天候の中行われたレースは、序盤からセビルが差をつけリード。その後方では3選手が横一線に並ぶもライルズが僅差で2着に入った。

ライルズは、世界陸上ブダペストで“人類最速の男”ウサイン・ボルト以来となる100m、200m、4×100mリレーの3冠を達成していて、東京世界陸上(9月13日~)では2大会連続の偉業に期待がかかる。

女子やり投では右肘の炎症で日本選手権を欠場していた北口榛花(27、JAL)が約2か月ぶりの実戦復帰。北口は1投目でファール、2投目で50m93マークしたが3投目は49m65と記録を伸ばせず。上位8人による4投目以降に進めずに10位で終えた。しかし北口は今大会を終え、年間上位者が出場できるDLファイナル(スイス・チューリヒ)に出場が決定。2年連続ファイナル制覇の女王が3連覇を目指す。

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