プロ野球、SMBC日本シリーズ第3戦です。ここまで1勝1敗ですが、28日の試合見ていきます。
舞台は甲子園 1点を争う好ゲーム
ソフトバンク モイネロ投手 この記事の写真は3枚1勝1敗の五分で第3戦の舞台は甲子園。阪神は1回、パ・リーグ最優秀防御率のソフトバンク先発、モイネロ投手(29)を攻め、4番・佐藤輝明選手(26)。セ・リーグ2冠王が3試合連続打点となるタイムリー!阪神が先制します。
勝ち越しに成功 柳町達選手一方のソフトバンクは4回、4番・山川穂高選手(33)。2試合連続の一発でセ・リーグ最優秀防御率の才木浩人投手(26)から同点に追いつくと、さらに6回、チャンスで3番・柳町達選手(28)。タイムリースリーベースで強力打線がセ・リーグナンバー1ピッチャーを捉え、勝ち越しに成功します。
援護を受けた先発モイネロ投手はその裏、一打同点のピンチ。ショート・今宮健太選手(34)がスーパーキャッチ。ここを切り抜けたモイネロ投手が6回1失点でマウンドを後続に託します。
2対1のまま7回、2番手・藤井皓哉投手(29)がランナーを3塁に背負い、対するは1番、近本光司選手(30)。フォークで三振。続く中野拓夢選手(29)も連続三振。同点にはさせません。
9回、抑えの杉山一樹投手(27)がまたも一打同点のピンチで3番・森下翔太選手(25)との勝負。逃げ切ったソフトバンク!接戦をものにし2勝1敗としました。
松坂解説 勝負を分けたポイント
勝負を分けたポイントを松坂大輔さんが解説します。
ヒロド歩美キャスター「プロ野球SMBC日本シリーズ第3戦は2対1でソフトバンクが勝って2勝1敗となりましたが、試合のポイントはどこにあったでしょうか?」 松坂さん
「勝ち越しタイムリーを打った柳町選手の、高めの狙い打ちですね」 ヒロドキャスター
「第3打席、阪神・才木投手のストレートを捉えてスリーベースヒット。これが勝負を決める一打になりました」 松坂さん
「相手の才木投手は高めのストレートが得意で、28日の試合でもどんどん使ってました」 ヒロドキャスター
「ピンチの場面でも積極的に使っていました」 松坂さん
「柳町選手も前の第2打席では高めのストレートで見逃し三振しているんですよね」 ヒロドキャスター
「ただ第3打席、なぜ高めのストレートを打てたのかでしょうか?」 松坂さん
「才木投手が得意なのはストレートとフォークボールです。打った時のカウントはツーボールワンストライクでした。追い込まれるまでは低めのフォークは捨てて、しっかりゾーンを上げて高めのストレートを狙っていたと思います」
「ゾーンを上げたことで、それまで手が出なかった高めをしっかり捉えることができたと。前の打席の反省を生かしたいい打席だったんじゃないかと思います」 29日の予告先発 ヒロドキャスター
「これが決勝タイムリーということになりました。29日の第4戦、予告先発が阪神は高橋遥人投手(29)。そして、ソフトバンクが大津亮介投手(26)ですが、どんな試合になりそうですか?」 松坂さん
「やっぱり、28日のゲームのように引き締まったゲームになるのを楽しみにしています!」
(「報道ステーション」2025年10月28日放送分より)
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