30日に開幕する佐賀インターナショナルバルーンフェスタを前に、大会に出場する有力パイロット4人が29日、佐賀市内で記者会見を開いた。
フェスタは11月3日までの5日間。国内外の選手たちが競うパシフィック・カップ、日本選手権といった競技のほか、キャラクターの形などをしたバルーンが披露される「バルーンファンタジア」などがある。競技飛行は1日2回、午前7時と午後3時からの予定。最終日の競技飛行は午前の1回で、午後はキー・グラブ・レース。
会見したのは片平史郎さん、上田諭(さとし)さん、ジョー・ハートシルさん、レット・ハートシルさん。
片平さんは昨年のパシフィック・カップと日本選手権で優勝。「一生懸命やった結果が優勝になればいいと思っている。声援がすごくうれしいのでお願いしたい」と話した。2021年のパシフィック・カップと日本選手権を制している上田さんも「優勝できるようにやっていく」と意気込む。気球が新しくなったので、たくさんの人たちに見てほしいという。なお、2人とも佐賀大熱気球部出身だ。
20カ国・地域の計126機(海外27機、国内99機)のバルーンが参加予定の中、米国から出場するジョーさんとレットさんは親子。いずれも世界選手権を制したことがあり、佐賀の大会にも複数回出場している。
ジョーさんは「息子と世界中、色々な大会に参加している中で佐賀はトップレベル。参加を楽しみたい。ボランティアや組織委員会も有数のレベルと思っている」と通訳を介して語った。レットさんは「観客の数は一番多いのではないか。フライトで応援の声をかけてもらったとき、いつも心が躍る」と話した。
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