【東京】プロ野球ドラフト会議でソフトバンクに育成8位で指名された中央大準硬式野球部の大山北斗(21)=興南高出=は29日、都内の同大で球団のスカウト担当者から指名あいさつを受けた。
最速152キロの直球と多彩な変化球が持ち味の右腕。ソフトバンクの山本省吾スカウティングスーパーバイザーは「大学で成績を積み重ねてきた。実際にボールも見て、十分勝負できると判断した」と今後に期待した。
ドラフト会議全体の一番最後、116番目に呼ばれた大山。「一番下からはい上がるのは得意」と「下克上」を宣言した。
2010年にソフトバンクから育成4位で指名され、現在はメジャーリーグのニューヨーク・メッツで活躍する千賀滉大を挙げ、「育成からでもメジャーに行けるということを証明したい。まずは支配下を目指して頑張る」と意気込みを語った。
指名あいさつには沖縄尚学高校出身の小泉友哉同部監督も同席し、喜びを語った。(東京報道部・島袋晋作)
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