■MLB エンゼルス7ー4ドジャース(日本時間12日、エンゼルスタジアム)

ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのエンゼルス戦に今季23度目の先発、4回2/3、99球を投げて、被安打6、奪三振6、四死球6、失点6(自責点6)。6つの四死球で制球が安定せず、今季ワーストの6失点で8敗(10勝)を喫した。

試合後、山本は「立ち上がりもちろん意識して入ったんですが、先頭からホームランを打たれて、まぁそこからもフォアボールを出してしまって、回が追うにつれて、こう何ていうんだろう、リズムを掴んでいきたかったんですけど、そこもうまく乗り切れず、はい実力不足だなと感じます」と力なく語った。

ストライクとボールの厳しい判定もあったことには「まだ映像だったりは確認できてないんですけど、そのジャッジがどうだからというのはない、いつも通りストライクをめがけて投げていました」とコメント。

「本当すごく悪かったわけではないですけど、少しずつのズレがどんどん自分を苦しめていたかなと思います」と話し、ズレを感じていたところは「ピッチング全体ですね」と答えた。

D.ロバーツ監督(53)は「今夜はベストの状態ではなかったと思います」と語り、「コントロールも良くなかったですし、最初から相手チームは非常に積極的に攻めてきて早いカウントでバットを振ってきました。でも彼は対応できませんでした。カウントが有利になった時でも、高めに球が浮くことが多かったです。やはり今夜は彼の持ち味が出ていなかったように感じます」とエースの不調を嘆いていた。

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