ワールドシリーズ(WS)第6戦を翌日に控える中、2勝3敗で後がないドジャースは日本時間31日、決戦の地であるトロント・ロジャースセンターで練習を行った。

ドジャース・ロバーツ監督(53)は会見を行い「すべてを出し切るしかない」と大一番へ意気込みを語った。

第6戦の先発はエース山本由伸(27)。前日に大谷翔平(31)をリリーフで起用する可能性にも言及した指揮官は、第6戦での登板の可能性について「明日、彼の状態を見て判断します。ただ、もちろん今は敗退の危機にあるので、そういう話し合いは必要になります。明日勝つために、できることは何でもやります。山本(由伸)が先発しますし、守備面でも攻撃面でも最善を尽くして臨みます」とし、総力戦で挑む。

大谷の登板について、すでに話し合いをしているのかと聞かれると「まだです。今日、グラウンドで話す予定です」と明かした。

崖っぷちの状況での一戦について「私は、こういう負けたら終わりの試合では、すべてはマインドセットだと思っています。これは闘うか逃げるかの瞬間です。いろんな言い回しはありますが、すべてを出し切るしかない。心構えがすべてです」と強い気持ちを持つことの重要性を示した。

「今の私たちにはもう余裕がありません。だからこそ、すべてがより大事になる。その集中力や緊張感は明日の試合で自然に出てくると思います」と力を込め、逆転優勝に向けてまずは次戦の勝利を全力でつかみにいく。

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