佐賀市の嘉瀬川河川敷を主会場に開かれた「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が終了し、4日に市内のホテルで閉会式と表彰式があった。国内外の選手たちが競うパシフィック・カップはオーストラリアのエドワード・ソーンダース選手、日本選手権は藤田雄大選手が優勝した。

 ソーンダース選手は初優勝。通訳を介して「すごく感動していて言葉にならない。夢が現実になった」と優勝の喜びを語った。また「フェスタは世界一のすばらしいイベントだと思う。組織委員会やボランティア、佐賀市の住民など、たくさんの方々に感謝したい」と話した。

 パシフィック・カップ、日本選手権ともに優勝経験がある藤田選手は今回、パシフィック・カップでも2位に入った。「佐賀は私たち選手にとって本当に特別な場所。最終日、風が速くてコロコロ変わりやすく、緊張やプレッシャーが半端なかったなか、結果を残すことができて非常にうれしい」と述べた。

 大会は10月30日から11月3日までで、20の国・地域から124機(海外27機、国内97機)が参加。2、3日には夜間係留の「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」があり、大勢の観客が楽しんだ。組織委員会によると、期間中は83万8千人が来場した。

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