他球団との移籍交渉を行う権利、国内FA権を取得していたドラゴンズの柳裕也投手(31)がチーム残留を決めました。
柳投手は、2016年にドラフト1位でドラゴンズに入団。2021年には、最優秀防御率と最多奪三振の2冠を達成しましたが、今シーズンは14試合の登板にとどまり、3勝5敗と振るいませんでした。

他球団との移籍交渉を行うことができるFA権を取得していましたが行使せず、ドラゴンズ残留を決めました。
【柳投手の一問一答】
Q.11月11日が国内FAの申請期限最終日。気持ちは決まった?
「宣言というか(国内FA権を)行使せずに、来年からもドラゴンズで頑張ります」
Q.ここまでの気持ちの変化は?
「毎日考えて悩んで、考えが変わったりしましたけど、最終的にはこういう判断に至りました」
Q.『まずはドラゴンズの話を聞いてから』という言葉があった。ドラゴンズとの話が有意義に進んだというふうに考えていい?
「最初から本当にドラゴンズにはありがたいお話というか、温かいお話をいただいていたので、あとは自分の問題というか、自分がどうしていきたいのかっていうところだったのかなと思います」

「まだ結果で恩返しはできていない」
Q.他球団の評価であったり、他の人がどう思っているかというところを聞いてみたいなという思いもあった?
「そういう気持ちもありましたし、だけど最後はドラゴンズでプレーしたいなという気持ちが大きかったです」
Q.ドラゴンズと話をしていく中で、球団からはどんな話があって、どういうふうに気持ちが変わった?
「最初から(球団側には)『柳投手がドラゴンズに必要だ』と言っていただいて、最初から最後までずっと言っていただいたので、近年成績も出せていない中、そういう言葉をいただけたというのは、すごく嬉しかったなと思います」

Q.気持ちを切り替えて、また来年から同じユニホームということになると思うが、どういう形でチームに貢献していきたい?
「僕、ドラゴンズ今年9年間終わりましたけど、(チームは)ほぼBクラスですし、名古屋でずっとやってきて、応援してくださるファンの皆さんとかチームに対して、まだ結果で恩返しっていう部分は何もできていないと思うので、来年からまたドラゴンズでプレーすることになりましたので、そういう恩返しというか、(ファンに)結果で喜んでもらえるような、チームに貢献できるように頑張りたいなと思います」
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