9月、リーグ優勝を決め記念撮影する(前列右から)中野、近本、森下、佐藤輝ら=甲子園

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が12日に発表され、阪神から5年連続の近本光司外野手や初受賞の佐藤輝明三塁手ら、セ・リーグでは史上最多となる7人が選ばれた。これまでは2004年の中日の6人が最多だった。

 阪神では他に村上頌樹投手と森下翔太外野手が初選出され、坂本誠志郎捕手と大山悠輔一塁手、中野拓夢二塁手はそろって2度目の受賞。巨人の泉口友汰遊撃手は初めて、中日の岡林勇希外野手は4年連続の受賞となった。

 日本一に輝いたソフトバンクからは、初受賞の牧原大成二塁手と2年連続の周東佑京外野手が選ばれた。日本ハムの伊藤大海投手は初受賞。オリックス勢は若月健矢捕手が2度目、紅林弘太郎遊撃手が初選出となった。

 楽天からは5年連続の辰己涼介外野手と初受賞の村林一輝三塁手。西武は西川愛也外野手とネビン一塁手が初受賞した。

 選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセ269票、パ227票。最多得票はセが大山の244票、パがネビンの162票。(共同通信)

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