ドジャースの大谷翔平(31)が3年連続通算4度目のMVP(ナ・リーグ)が“満票”で獲得した。ア・リーグMVPは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(33)が2年連続3度目の栄冠に輝き、同賞始まって以来初めてとなる、両リーグで同じ選手が2年連続でMVPを獲得した。
大谷の4度目の受賞は、バリー・ボンズ氏の最多7度に次いでメジャー歴代単独2位。初受賞の21年から全て“満票MVP”と、前人未到の記録を更新した。
ジャッジは昨年は満票で獲得したが、今季は60本塁打を放ったマリナーズのカル・ローリー(28)と接戦となった。ジャッジが1位票を17人獲得(13人が2位票)に対し、ローリーは13票の1位票(2位票17票)を獲得。20ポイント差でジャッジが2年連続のタイトルを手にした。ヤンキースの選手がMVPを受賞するのはこれで23回目となり、単一クラブとして最多の受賞回数。
大谷はドジャースの選手としては13人目の受賞者で、連続受賞は初の快挙となった。さらにエンゼルス時代に2度(21年、23年)、ドジャースに移籍して2度獲得した大谷は、両リーグで複数回を受賞した史上初の選手として歴史に名を刻んだ。
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