■フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5戦 スケートアメリカ(日本時間15日、ニューヨーク州レイクプラシッド)
男子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)首位の友野一希(27、第一住建グループ)が、フリーではジャンプで2度の転倒など精彩を欠き、合計245.57点で3位。悲願のGP初優勝には届かなかった。
優勝であれば同シリーズ上位6人のみで戦うGPファイナル(12月、名古屋)への初進出が確定したが、今大会では決まらず第6戦のフィンランド大会の結果次第となった。
SP2位で25年世界選手権5位のK.エイモズ(28、フランス)が合計253.53点で逆転優勝。SP3位のM.シャイドロフ(21、カザフスタン)は2度の転倒が響いたが、合計251.09点で2位に入った。
前日のSPでは今季ベストの95.77点をマークし、初優勝に向けて最終滑走で演技した友野。だが、冒頭の4回転トウループ、続く4回転でも連続の転倒。4回転サルコウ、3回転ループで立て直したが、3回転アクセルの着氷でもバランスを崩した。4回転ジャンプの成功はサルコウの1本のみで、フリーは149.80点の8位。ショート首位の勢いに乗れず総合3位に。
SP6位発進の壷井達也(22、シスメックス)は冒頭で4回転が2回転になり、単独の4回転サルコウで転倒するなど、前半のミスが響いて得点が伸びず。総合228.03点の8位で今大会を終えた。
【男子シングル結果】
1)ケビン・エイモズ 253.53点
2)ミハイル・シャイドロフ 251.09点
3)友野一希 245.57点
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8)壷井達也 228.03点
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