沖縄タイムス社(瑞慶山秀彦社長)は17日、第107回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で初優勝を果たした沖縄尚学高校野球部に「沖縄タイムス特別スポーツ賞」を贈った。主将を務めた眞喜志拓斗さんと副主将だった嶺井駿輔さんに、瑞慶山社長が賞状と賞牌(しょうはい)を手渡した。

沖縄タイムス特別スポーツ賞の贈呈式で記念写真に納まる沖縄尚学高校野球部=17日、那覇市・同校講堂(金城健太撮影)

 比嘉公也監督は「一人一人の部員が主体的に考え、初めての夏優勝という大きな成果につながった。学校関係者や保護者の支援、球場で応援してくれた人々の力が一つになったことも大きかった」とあいさつした。

 瑞慶山社長は「選手の顔を見ると決勝の興奮と感動がよみがえる。今後もチームや選手個人が課題に取り組み、来夏の甲子園で連覇に挑戦してほしい」と激励した。

 同部が受賞するのは春の全国選抜大会で優勝した1999年、2008年に続き3度目。

(運動部・又吉宏宜)

瑞慶山秀彦沖縄タイムス社長(右から2人目)から賞状を受け取る沖尚野球部の眞喜志拓斗前主将(同3人目)=17日、那覇市・同校講堂(金城健太撮影)

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