高い守備力を武器にカープからドラフト3位で指名された近畿大学の勝田成
大学3年の時から2年連続で大学日本代表にも選ばれている逸材に会うために、
RCCは、奈良県にある近畿大学・生駒グランドを訪ねました。

勝田成選手
「実感はないですねやっぱり。連絡がいっぱい来ますけど夢みたいで。(3位指名は)自分でもビックリしたし、今までやってきたことが報われた瞬間だった。」

プロの世界へ飛び込もうとする勝田の身長は163センチ。NPBの現役選手では最も小さい選手となります。

勝田成選手
「『寝る子は育つ』って言うじゃないですか?めっちゃ寝ているんですよ実は。超寝てるんですけど身長163cmです(笑)。高校からは5mmくらいしか伸びてないです。大学の間も5mmっす(笑)。」

身長こそ低い勝田ですが、その体には他の選手に無い強みも。

近畿大学・所裕久トレーナー
「彼ほど強い体の人はいないです。怪我に強い。体の使い方が素晴らしいんです。20年プロで活躍できるくらいの体の強さを持っています。」

謙遜する一方で、自信があるという守備では関西学生リーグでセカンドで6度のベストナインを獲得しました。

そんな守備の名手には、幼少期から憧れ続けた選手が・・・

勝田成選手【中学時代・大淀ボーイズ】
「菊池選手を超えるように頑張ります。おーーー!」

インタビュー中終始、菊池選手へのリスペクトの気持ちがあふれる勝田選手。

勝田成選手
「ギリギリまで粘ってバウンドが合わなかったときの捕り方とかを昔見て、すごいなあって思いました。(菊池選手には)色んな守備の理論とか教えていただきたいです。」

練習を終えた勝田選手。この日は、昔から家族で訪れているという神社に、母親と参拝に行きます。

勝田成選手
「毎日僕の代わりに(参拝に)行ってくれてました。」

母・明子さん
「毎日お参りしてました。『お願いします』と。かなって良かったです。」

この日の参拝は、"お礼参り"。ドラフト3位指名に感謝の祈りを捧げました。

勝田成選手
「初詣に家族全員で行って1年間の祈願をしていました。」

天満宮の宮司さんたち
「おめでたいことで」「頑張ってな。阪神戦以外で(笑)」

勝田成選手
「いやいや!阪神戦も頑張ります(笑)」

大阪府に生まれ小学2年から野球を始めた勝田成。きっかけは6歳上の兄でした。

母・明子さん
「ずっと野球していましたね。お兄ちゃんの後ろについて野球を始めて、学校から帰っても3点セット『バット・ボール・グローブ』を持って、家の近くのグラウンドに行って一人で練習してましたね。」

勝田成選手
「ボールを追いかけるのが好きだった。それがイマの動きの原点になったのかな。」

小学校から大学まで地元・大阪で野球を続け、プロ入りの夢を叶えた勝田選手。

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