番組史上初の欧州ロケを敢行。イギリス南西部のウェールズで、欧州の強豪と戦うU-18日本代表に密着した。
 
 地元ウェールズ代表と対戦し、世界の壁を痛感したガンバ大阪ユースの司令塔。課題はどこにあるのか?


▼「甘さや隙が出てしまった」

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で初のヨーロッパロケを敢行。

 日本サッカー界が取り組む「育成年代」の課題に着目し、JリーグとJFAの共同プロジェクトを取材した。

 イギリス南西部のウェールズで、U-18日本代表が臨んだウェールズ・ドイツなどとの戦いを現地取材。MC2人がJリーグ発展のヒントをイギリスの伝統から紐解いた。

 U-18日本代表はユース出身やプロ1年目を中心に構成され、約2週間で4試合に臨んだ。地元クラブのQPRやウェールズ、ドイツ、アメリカと対戦。来季トップ昇格が内定しているガンバ大阪ユースの司令塔、MF山本天翔(たかと)選手らが海を渡ってプレーした。

 MCの加地さんは「海外の選手は大きい。慣れておくというのは大きい。自分に何が足りないかを追求し始めた人が残っていく」と、育成年代から世界を知る大切さを語った。

 ウェールズ代表との1戦は完全アウェーの雰囲気。体格差を感じながら前半11分で2点差とされるも、前半16分には山本選手の直接FK弾で1点差に。さらに同31分には山本選手のアシストで追いついた。

 しかし、終了間際に勝ち越しを許して惜しくも2-3で敗戦。山本選手は試合後に「甘さや隙が出てしまった」と反省した。

 (山本天翔選手)「キックや球際がどこまで通用するのか世界レベルではかってみたい」

 さらに放送では、若手選手の出場機会増加について、加地さんが徹底取材。160年以上の歴史を持つウェールズの伝統クラブ、レクサムFCの秘密に迫った。


 (MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜1:30-2:00放送 2025年11月23日(日)収録分の収録より)

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