日本高野連の宝馨会長は23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催された全国高校野球選手権大会の閉会式のあいさつで、広陵(広島)が1月の暴力事案などの影響で大会途中に出場辞退したことに言及した。「大変深刻に受け止めている。このような事態に至った経緯をしっかり検証し、より適切な対応策を検討していく」と述べた。

 学生野球を教育の一環と位置づけ、一切の暴力を排除し、いかなる形の差別をも認めない、とする日本学生野球憲章の基本原理を引き「暴力、暴言やいじめは何も生み出さない。改めて全国の指導者、部員の皆さんに強くお伝えしておく」と強調した。(共同通信)

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