4回、那須川天心を攻める井上拓真(左)=トヨタアリーナ東京

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座決定戦は24日、トヨタアリーナ東京で行われ、同級2位の井上拓真(大橋)が元キックボクサーで同級1位の那須川天心(帝拳)に3―0で判定勝ちし、新王者となった。昨年10月に世界ボクシング協会(WBA)王座から陥落して以来、約1年ぶりに世界タイトルを獲得した。

 29歳の井上拓は強打とスタミナで中盤以降、試合を優位に進めた。戦績は21勝(5KO)2敗。プロボクシング転向後8戦目で世界初挑戦した那須川は、初黒星で7勝(2KO)1敗となった。(共同通信)

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