【モスクワ共同】フィギュアスケート女子で2015年世界選手権優勝のエリザベータ・トゥクタミシェワ(28)=ロシア=が24日、現役引退を発表した。大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と表現力を武器に、6年ぶりの出場だった21年世界選手権で2位と復活。10代の選手が席巻するロシア勢で異色の存在として長く活躍した。
「困難もあったが、多くの幸せな瞬間があり、輝かしいキャリアを築くことができた。何も後悔はない」とユーチューブで語った。22年のウクライナ侵攻に伴う制裁でロシアの選手は国際大会に出場できなくなり、モチベーションの低下を吐露していた。
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