阪神の佐藤輝明三塁手(左)、ソフトバンクの周東佑京外野手

 セ、パ両リーグのベストナインが25日に発表され、セ覇者の阪神から本塁打と打点の2冠に輝いた佐藤輝明三塁手ら12球団最多の7人が選ばれた。同一チームから7人受賞は、セでは1953年巨人と並び最多タイ。パを制し日本一となったソフトバンクからは周東佑京外野手ら4人が選出された。

 阪神からは5年連続5度目の近本光司外野手のほか、大山悠輔一塁手、村上頌樹投手、坂本誠志郎捕手、中野拓夢二塁手、森下翔太外野手が名を連ねた。ソフトバンクではモイネロ投手、牧原大成二塁手、柳町達外野手がいずれも初選出された。

 楽天の宗山塁遊撃手は、新人としては1999年の上原浩治(巨人)、松坂大輔(西武)以来となる選出を果たした。巨人の泉口友汰遊撃手、オリックスの若月健矢捕手らも初受賞。

 選考はプロ野球担当記者らによる投票で行われ、有効投票数はセが275票、パが229票。最多得票はセが佐藤輝の269票、パは指名打者で選ばれた日本ハムのレイエス外野手の228票。最優秀選手(MVP)と最優秀新人は26日のNPBアワーズで発表される。(共同通信)

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