■MLB パドレス―ドジャース(日本時間25日、ペトコ・パーク)

ドジャース・大谷翔平(31)が敵地でのパドレス戦に“1番・DH”で出場し、9回の第5打席で4試合ぶりとなる45号本塁打を放った。

今季ラストとなったパドレスとの直接対決で連敗で首位陥落したドジャース、大谷も2試合連続ノーヒット、前日24日は出塁もなく、連続出塁試合は19でストップした。同一カード3連勝を狙うパドレスは今季13勝のN.ピベッタ(32)、通算成績は14打数5安打、打率.357、21年、22年と2本の本塁打を放ち、相性は良い投手。

ゲームの流れをつかむ大事な1回の第1打席は四球、3回の第2打席は空振り三振、5回の第3打席はセンターフライ、7回の第4打席は空振り三振。

そして、9回の第5打席、パドレス4人目、松井裕樹(29)の甘く入ってきたボールを逃さずに振りぬくと、打球は軽々とスタンドへ。4試合ぶりの45号ホームランを放った。大谷は菊池雄星、前田健太、千賀滉大に次いで日本人投手4人目からのアーチとなった。

本塁打王争いでは、ライバルのK.シュワーバー(32、フィリーズ)が45本でリーグ首位(試合前時点)だったが、大谷も45号で並び、お互いに譲らぬデッドヒート。ア・リーグでは、C.ローリー(28、マリナーズ)がこの日、アスレチックス戦の1回に48号、2回に49号と2打席連続ホームランを放ち、MLB全体でのトップを独走している。

大谷の45号到達は21年、24年に続く自身3度目。自己最多54本をマークした昨年は9月7日のガーディアンズ戦で45号を放ち、MLB史上初の「45本塁打-45盗塁」を達成。今年はチーム131試合目で45号に到達し、141試合目でマークした昨年よりも10試合早いペースで量産態勢をキープしている。

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