
サッカーJ1の優勝争いは6日の最終節で決着する。鹿島アントラーズが9年ぶり9度目の頂点に立つか。柏レイソルが14年ぶり2度目の栄冠に輝くか。ともに難敵をホームに迎える。
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勝ち点73で首位に立つ鹿島は14試合負けなしと勝負強さが際立つ。最終節は勝てば無条件で優勝を決められる。
相手は現在4連勝中の横浜F・マリノス。この4試合で計13得点と勢いに乗る攻撃陣をいかに抑えられるかがカギだ。
5月の対戦では前半に3失点し、1―3で敗れた。植田直通は「勝ちたい気持ちが一番大事。自分がDFとしてしっかり0(失点)で勝つ」と意気込む。
引き分けや負けでも、柏の結果次第では上回ることができるが、「目の前の一戦だけに集中して全員で勝ちきりたい。相手は関係なく、自分たち次第だと思う」と強調する。

一方の柏は5連勝中で勝ち点72。勝つか引き分ければ、優勝の望みがある。
迎え撃つ相手は天皇杯を制したFC町田ゼルビア。J1での通算成績は1分け2敗と相性が悪い。5月には0―3で完敗した。相手が得意とするセットプレーやロングボールに冷静に対応できるか。
柏はこの5試合で1失点と守備が安定している。先制して主導権を握りたい。前節でハットトリックしたFW細谷真大は「自力では優勝を決められないが、(得点して鹿島に)プレッシャーをかけたい」と語る。
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