高校野球を7イニング制で行うべきか。選手の健康や競技の普及、働き方改革など、様々な観点から、日本高校野球連盟の議論は1年以上、続いている。

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 高校生の体力やプレー環境を考慮し、大人と試合時間やルールを変えて行われている競技はある。

 バレーの全日本高校選手権(春高バレー)では、準々決勝までを3セットマッチで、準決勝以降を5セットマッチとしている。

 2025年大会まで、優勝するには5日間で6試合を戦う必要があり、大会3日目は3回戦と準々決勝のダブルヘッダーだった。

 全国高校体育連盟バレーボール専門部の早川礼文部長は「短い日程で大会をおこなうとなると、高校生の健康を考えれば5セットを継続することは難しい」という。

 インターハイ(全国高校総合体育大会)は準決勝と決勝がダブルヘッダーのため、準決勝を3セットマッチにし、休憩時間を挟んで決勝を5セットマッチにしている。

 サッカーは夏の全国高校総体(インターハイ)を35分ハーフにしている。Jリーグや国際大会の45分ハーフより、試合全体では20分短い。暑さや高校生の体力の消耗を考えての措置で、2024年大会からは男女ともに、比較的涼しい北海道か福島で開催している。

 年末年始にかけて開かれる全国高校選手権は、バレーボールと同様に過密日程を考慮し、準々決勝まで40分ハーフで行われている。

 高校生の大会としては高円宮杯プレミアリーグもある。こちらは年間を通じたリーグ戦で試合間隔が確保されているため、45分ハーフで行われる。

 ラグビーの全国高校大会も、成人より10分短い30分ハーフで行われる。

 国際統括団体「ワールドラグビー」の競技規則では、19歳未満の試合時間は「70分間とし、前後半のハーフは35分を超えない」などと定められている。同団体に加盟する日本ラグビー協会も、これに従っているという。

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