バレーボール女子の世界選手権は出場する32チームが4チームずつ8つの組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進みます。
4大会ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング4位の日本は初戦を白星スタートとし、予選リーグの2戦目で世界17位のウクライナと対戦しました。
日本は高さのある相手のブロックに苦しみ、要所で攻撃が決まらず、第1セットを25対27,第2セットを20対25と連続で奪われ、追い込まれる展開となりました。
それでも第3セットは守備で粘り、レシーブからチャンスをつくるとキャプテン、石川真佑選手や和田由紀子選手のスパイクが決まり、25対20でこのセットを取りました。
続く第4セットももつれる展開となりましたが、24対24の同点から石川選手の2連続ポイントで26対24としてこのセットを奪い、フルセットまで持ちこみました。
最終第5セットは佐藤淑乃選手の3連続ポイントで流れをつかむと最後まで攻め続けて15対11でこのセットも取ってセットカウント3対2で競り勝ちました。
日本は2連勝とし、次は予選リーグ最終戦で27日、大会2連覇中で世界8位のセルビアと対戦します。
石川「いい場面もあったがミスも多かった」
チーム最多の29得点をあげたキャプテンの石川真佑選手は「フルセットだったが、勝つことができてよかった。いい場面もあったが、ミスも多かった。出だしが大事なので次のセルビア戦でいい入りができるように頑張りたい」と話していました。
また、石川選手に続く24得点をあげた佐藤淑乃選手は「勝負どころで決めきれたのはよかったが、周りにも助けられたのでこの大会でもっと成長したい」と笑顔で話していました。
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