今春の選抜高校野球大会に初出場した私立エナジックスポーツ高等学院(沖縄県名護市)の神谷(かみや)嘉宗(よしむね)監督(70)が野球部の指導を自粛していることが15日、同校への取材で分かった。同校は「部員に不適切な指導をしたため」と説明している。
仲舛(なかます)盛順(せいじゅん)・学院長によると、不適切な指導は神谷監督からの申し出で発覚したという。具体的な内容や時期については「生徒のプライバシーを保護するため」という理由で明らかにしていない。県高校野球連盟も同校から連絡を受け、9日に日本高野連に報告した。仲舛学院長は取材に「残念であり、再発防止に向けて取り組む」と話した。野球部は活動を続けているという。
同校野球部は2022年に創部。「ノーサイン野球」を掲げ、今春に初めて甲子園出場を果たした。
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