来年9月19日から10月4日まで、愛知・名古屋で開催される“スポーツの祭典”アジア競技大会(アジアパラ競技大会は10月18日から24日に開催)。
12月15日、このアジア競技大会でチームジャパン団長を務める、シドニーオリンピック「柔道」金メダリストの井上康生さんが名古屋を訪れ、開催準備を進める大会組織委員会の職員たちを激励しました。
(TEAM JAPAN 井上康生団長)
「皆さんと共にアジア大会を盛り上げる気持ちで、一緒に戦っていきたいと思うのでよろしくお願いします」


そして、CBCにも来てくれました。
これまで日本柔道界の“顔”として、2度のアジア大会でも優勝。あらためてアジア大会への思いを聞きました。
「井上康生というアスリートの半分には愛知の血」
(井上団長)
Q.井上さんにとってアジア大会とは?
「選手としても指導者としても、参加して多くのことを学ばせてもらった大会だった。自分自身が成長した場でもあったので、その大会が日本で、そして私の母が愛知出身で非常に近い存在であるこの地で開催されることを、非常に楽しみにしている」
(若狭敬一アナウンサー)
「 井上康生というアスリートの半分には愛知の血が流れているんですね」

オリンピックでは見られない…アジアの「伝統競技」も
さらに、アジア大会ならではの魅力があると言います。
(井上団長)
「柔道、レスリング、フェンシングなど以外に、オリンピックでは見られない、アジアで伝統とされる競技もある。例えばウズベキスタンのクラッシュとか。1度の大会で二度三度美味しいものが食べられるような大会になっている」

2年後のオリンピックに大きく近づける大会
32年ぶりの日本開催となるアジア競技大会。愛知・名古屋がスポーツを通じた国際交流で大いに盛り上がることが期待されます。そしてチームジャパンにとっては重要な大会になります。
(井上団長)
「2年後のオリンピックに大きく近づけるきっかけになる大会。アジアのトップに立つことで世界に近づく第一歩となるので、そういう中では非常に重要視される大会」


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