フィギュアスケート女子の三原舞依(26)=シスメックス=が18日、今季限りで競技から引退することを明らかにした。19日に開幕する全日本選手権に向けた公式練習の際、報道陣の取材に応じた。

 三原は神戸市出身。2017年と22年の四大陸選手権で優勝し、同年のグランプリ(GP)ファイナルでも頂点に立った。

 ただ、病気やけがによる長期の離脱を経験。これまで、オリンピック(五輪)出場には届かなかった。

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 今季は集大成として位置づけていたと振り返る。

 「まだまだ上をめざしていきたいという思いがすごく強いのと同時に、(体が)ついてこないもどかしさがあった」

 引退後は、アイスショーの出演や振付師、指導者の道に進むことを考えているという。

 「18年間、こうしてスケートができていることに感謝しながら、全日本で出し切りたい」と三原。「これからの人生をかけて、『ありがとうございます』という思いをお届けできるようなスケートをしていきたい」と話した。

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