12月15日(火)からブラジルのベレンで行われている、バレーボールのクラブチーム世界ナンバー1を決める「FIVB男子バレーボール世界クラブ選手権2025」。この大会に出場中の大阪ブルテオンが、予選ラウンドを2位で突破して、見事に準決勝進出を果たしました。
ヨーロッパやアジア、アフリカ、南米のトップチーム8クラブが参加して行われている今回の世界選手権大会。
アジアチャンピオンズリーグ準優勝の実績で出場資格を得た大阪ブルテオンは、4チームずつ2つのグループにわかれて行われた予選ラウンドで、第1戦を南米チャンピオンのサダ・クルゼイロ(ブラジル)を相手にセットカウント3対0のストレートで勝利すると、第2戦では、自他ともに認める世界ナンバー1の強豪クラブ、イタリアのシル・シコマ・モニーニ・ペルージャと対戦、フルセットの大熱戦の末に敗れたものの、最終セットも21対23と紙一重の好勝負を演じました。
迎えた第3戦、大阪ブルテオンの試合の前に、クルゼイロがペルージャから1セットも奪えずにストレート敗れたために大阪ブルテオンの準決勝進出が決定。
その中で第3戦では、西山大翔、西川馨太郎、甲斐優斗、中村駿介といった若手選手が躍動、アフリカ王者のスウェリー・スポーツクラブ(リビア)を相手に、集中力を切らすことなく粘り強い戦いぶりで3対0のストレート勝ちをおさめました。
チームを率いるトーマス・サムエルボヘッドコーチが「(この大会は)世界のトップレベルのクラブが集まるトーナメントで、勝たなければならないプレッシャーの中でプレーすることもあり、簡単なゲームではありませんでした。だからこそ、今日出場した選手たちが集中力を切らすことなく勝ち切ったことを嬉しく思います」と第3戦を振り返ったように、西田有志選手や、山本智大選手、アントワーヌ・ブリザール選手などの主力メンバーはもちろん、チーム全員の力を結集してペルージャに続くプールBの2位で、見事に予選ラウンドを通過した大阪ブルテオン。
準決勝の相手は、プールA1位のアルロン・CMC・ヴァルダ・ザビエルチェ(ポーランド)。日本のクラブが、まだ1度も成し遂げていない決勝進出を果たすことが出きるのか、ヨーロッパの強豪との雌雄を決する戦いに注目です。
【FIVB男子バレーボール世界クラブ選手権2025】
▼大阪ブルテオン・予選ラウンド成績
・第1戦 大阪ブルテオン 3-0 クルゼイロ(25-14、25-18、25-14)
・第2戦 大阪ブルテオン 2-3 ペルージャ(25-23、16-25、22-25、25-23、21-23)
・第3戦 大阪ブルテオン 3-0 スウェリー(25-22、25-23、25-21)
▼準決勝
大阪ブルテオン 対 ザビエルチェ(ポーランド)
12月20日(土)午後3時試合開始(日本時間12月21日午前3時)
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