国際ボクシング連盟(IBF)フライ級王者の矢吹正道(緑)が19日、初の防衛戦(27日・愛知県国際展示場)へ向けた練習を名古屋市内の所属ジムで公開した。同級1位フェリックス・アルバラード(ニカラグア)とは接近戦の打ち合いを予想し「ほどよい距離を保っていきたい。苦戦すると思う。自分の立ち位置が問われる試合になる」と表情を引き締めた。
この日はIBFライトフライ級王者のタイ選手とスパーリングを4ラウンド行い、切れのある動きを披露した。2階級制覇を果たした3月の試合以来、9カ月ぶりのリングとなるが「(状態は)いつも通り。試合が決まらない間もずっと調整はしてきた」と自信を示した。(共同通信)
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