■バレーボール 全日本選手権大会・準決勝(20日、京王アリーナTOKYO)
バレーボール日本一を決める皇后杯の準決勝が行われ、NECレッドロケッツ川崎がセットカウント3ー0(25ー22、25ー19、25ー17)で前回優勝のヴィクトリーナ姫路に勝利し2大会ぶりの決勝進出を果たした。
昨年は世界クラブ選手権に出場したため少人数で挑み2回戦で敗退したNEC川崎。第1セットは中盤までリードされたが、佐藤淑乃(23)のスパイクや山田二千華(25)のブロックなど日本代表メンバーの活躍で25ー22で先取した。

つづく第2セットは姫路が中盤で5連続得点し、NECが8ー11と追いかける展開。それでも甲萌香(27)の速攻やジョバンナ・ミラナ・ デイ(27)のバックセンターなどで3連続得点し11-11とすぐに追いついた。その後は競り合いながらもNECシルビア・ヌワカロール(26)の強打など25ー19で奪い2セットを連取。
第3セット、姫路は日本代表の野中瑠衣(24)のスパイクなどで反撃するもNECが25ー17で奪い、ストレートで勝利。姫路は準決勝敗退となった。決勝はNECと大阪マーヴェラスの顔合わせとなった。
試合後、佐藤は「試合の中で流れが変わってしまいそうな場面も何回もあったんですけど、自分たちでしっかり声を掛け合いながらそこを乗り切れたところがすごく良かった」と振り返った。

また決勝に向けては「去年のSVリーグの決勝で負けたことは、忘れることはないですし、すごくやっぱり本当に悔しかったので、大会は違うんですけどまた大阪マーヴェラスとの決勝で戦えるっていうのはすごく嬉しい」とし、「去年負けてから今日までしっかりといろんなプレッシャーのかかる場面も経験して乗り越えてきたのでそこを自信持って明日戦っていけるようにしたい」と意気込んだ。
【女子準決勝 結果】
大阪マーヴェラス 3ー0 埼玉上尾メディックス
ヴィクトリーナ姫路 0ー3 NECレッドロケッツ川崎
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