全国高校駅伝競走大会は21日、京都市内で開催される。20日は開会式があり、福島県代表として男女そろって出場する学法石川の選手らが意気込みを語った。

 男子は増子陽太と栗村凌の両選手(ともに3年)の「ダブルエース」がチームを引っ張る。20日には区間エントリーも発表され、増子選手が最長の1区(10キロ)に、栗村選手が3区(8.1075キロ)に配置された。

 松田和宏監督は「3区までに2位以下のチームに20秒差をつけたい」と語る。2区(3キロ)と最終7区(5キロ)は1年生の若田大尚と美沢央佑の両選手を持ってきた。松田監督は「2人とも思い切りのよさがある」と評価する。

 1区は優勝候補の仙台育英(宮城)は菅野元太、鳥取城北は本田桜二郎、西脇工(兵庫)は新妻遼己の各選手(いずれも3年)といった5000メートル13分台のスピードランナーがそろった。

 増子選手は「ここに来て足を動かしづらい」とやや不安があるという。それでも「自分が流れをしっかり作りたい」と意気込んだ。

 栗村選手が担当する3区は起伏のあるコースだが「聞いていたよりかは楽なコースだと思った。ラストで勝負をかける」と意気込む。

 女子の1区(6キロ)は湯田和未主将(3年)に託された。湯田主将は「強い選手が多いけれど区間賞をめざし、チームの歴代最高位の7位以上に貢献したい」と話した。

 21日のレースは京都市のたけびしスタジアム京都を発着するコースで男子7区間(42.195キロ)、女子5区間(21.0975キロ)で行われる。

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