高校ナンバーワンを決める全国高校駅伝女子が21日、京都で行われ、東大阪大敬愛(大阪)の久保凛(3年)は2区で出場、18位で襷を受け取ると9人抜きの好走。チームを9位まで引き上げた。

レース後、久保は「感覚が…どう伝えたらいいかわからないんですけど、下り坂の分でもう少しスピードを出して、突っ込んだ走りが出来ていればなって自分の中で振り返って感じる部分です」と話した。

「一番いい形で襷を繋ぎたい気持ちはあったんですけど、順位的には全然納得いかない走りだったんですけど」と悔しい表情を浮かべたが、「最後に敬愛高校に貢献したいって感じで思い切った走りは出来たと思います」と前を向いていた。

高校最後の駅伝で小林祐梨子がマークした2区の日本選手最高記録12分35秒を狙ったが、13分02秒と届かなかった。「最後だったんで去年区間賞を出せる事が出来た分、今年も区間賞というのは必須で、区間新記録も狙って行きたいなっていう中だったんでタイムと全然差が出来てしまって凄い納得はいかないなって思うんですけど、今の自分の全力がこのタイムなのでまだまだ自分は弱いなと」と目に涙を貯めながら語った。

それでも「残りまだ3区間あったのであとはもうお願いしますって感じで後輩にも勇気を与える走りが出来たと思います」と高校最後の駅伝を振り返った。

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