スポーツ庁長官室周辺に設置された点字ブロック。奥は河合純一長官=22日
パラリンピック競泳の金メダリストで全盲の河合純一長官を迎えたスポーツ庁が、事務局の長官室周辺の床や廊下に点字ブロックを設置した。22日の登庁時に初めて活用した河合長官は「ここを歩けば大丈夫だと分かるのはありがたい」と述べた。
河合長官が就任した10月以降、設置場所などを協議してきた。長官だけでなく、多くの人に活用してもらうことが目的で、河合長官は「障害のある人にもない人にも優しい場所にして、いろいろな方にお越しいただければ」と語った。今後、エレベーターで到着した階などを知らせる音声案内も導入予定という。(共同通信)
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