
29歳の新濱選手は昨シーズンのワールドカップ男子500メートルで優勝し、来年のオリンピックでのメダル獲得が期待されています。
ことし4月、トレーニング中の交通事故で左のほお骨を折るなど大けがを負いましたが、その後、徐々に回復し、ナショナルチームの一員としてトレーニングを続ける中、26日北海道で、報道陣に練習を公開しました。
新濱選手はリンクに立って氷の感触を確かめたあと、スピード強化を目的に500メートルほどの距離をチームのメンバーと隊列を組んで滑っていました。
新濱選手は夏場のトレーニングで氷に力を伝えるフォームを模索してきたということで、練習では低い姿勢で滑ることを意識していました。
新濱選手は「今はけがの影響はないが、夏場の練習で出遅れたので、レースまでにどう体力面を補っていくかを考えながらやりたい。夏場はフォームの基礎づくりに取り組んできたのでこれを、どう氷上で生かすか考えながら滑っていきたい」と話していました。
そのうえで「ことし10月から始まる新たなシーズンに間に合わせることを第一に考えて、目の前のやるべきことを集中してやりたい」と意気込みを語りました。
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