サンフレッチェ広島は木下康介と菅大輝の2人の来年2月からの明治安田J1百年構想リーグの契約を更新しました。

木下康介は6月に柏レイソルから完全移籍加入し、広島ではリーグ戦20試合に出場しチームトップタイの6ゴールをマーク。シーズンオフの今月12日には靱帯を損傷していた右足関節の手術をおこなっていました。

G大阪へ完全移籍となった満田 誠(写真・左)と広島と契約を更新した菅 大輝(写真・右)

また菅大輝は札幌から移籍した今季、リーグ戦22試合の出場で1ゴール。精度の高い左足のキックを武器に最終戦の湘南戦などセットプレーからのアシストを数多くマークしました。

満田誠はガンバ大阪へ完全移籍!「本当にサンフレッチェ広島が大好きです」

ことし2月下旬に期限付でガンバ大阪へ移籍していた満田誠はそのまま完全移籍することが発表されました。

広島ユース2年時の満田 誠

満田誠
「このたび、ガンバ大阪に移籍することになりました。ここで伝えきれないほどの思い出が沢山あります。プロになって約3年間で様々な経験をし、成長することができました。サンフレッチェ広島で11番を背負わせてもらえて嬉しかったです。チャントを聞くたびに毎試合心が熱くなっていました。ですが、中々その期待に応えるような活躍ができずに申し訳なく思います。ユース時代にこのクラブでプレーすることを選んでから自分にとって特別なクラブになり、本当にサンフレッチェ広島が大好きです。このクラブで最高のチームメイトとサッカーができて幸せでした。約3年間ありがとうございました」

ルーキーイヤーにはクラブの新人最多記録の9ゴール。翌年には背番号11に!

満田誠は広島ユースから流通経済大学を経て2022年に広島のトップチームへ加入。

転機となったのは3月2日のルヴァンカップの名古屋戦でした。これまでリーグ戦ではベンチにも入れていませんでしたが、この日は負傷した東俊希に代わり前半24分からピッチに立つと先制点となるプロ初ゴールをマークし、チームを勝利に導きました。その後、リーグ戦でもスタメンが増え結果的に新人記録を更新する9ゴールを挙げ、翌年は背番号が39から11へ代わり佐藤寿人以来の和製ストライカーとしての活躍が期待されました。

しかし23年の5月の福岡戦でファールを受け右膝前十字靭帯を損傷。その年はリーグ戦23試合で4ゴール、昨季も35試合で3ゴールとルーキーイヤーを超える結果を残すことはできず、ことし2月に広島を離れていました。

新監督のバルトシュ・ガウル氏(38)

広島は4年間率いたスキッベ監督が退任し、38ドイツ国籍を持つ38歳のバルトシュ・ガウル監督が就任することが決定しています。1月には沖縄と宮崎でキャンプをおこない、2月6日(金)に開幕する百年構想リーグに備えます。

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